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[2006年10月]

テーマ/北風ではなく太陽で—いじめの問題_vol.2

 小学生の息子がいじめに遭っている、とSさんから電話がありました。担任からいじめっ子に注意をしてもらいましたが、いじめはますますエスカレートしていきました。大人が注意をすると、いじめは何故エスカレートするのでしょう。修学旅行の『ふとん蒸し』で考えると、分かりやすくなります。

 遊びから始まった『ふとん蒸し』ですが、閉じ込められた子どもは、息ができなくなって暴れます。いじめっ子の心理は、これと似ているのです。周囲から押さえ込まれていたり、認めてもらえなかったりしている子は、冷たい息を浴びせられて身を縮めているのです。その窮屈さから逃れるために他の子をいじめるのです。大人が注意すると、更に布団をかけているようなものですから、いじめがエスカレートして当然です。どうやら、力で抑えようとする『北風』の方法では埒があかないようです。

 ボディートークは、暖かな息の『太陽』の方法で解決します。Sさん自らがいじめっ子の母親に、腹を立てていないことを伝えます。心と体の結びつきを簡単に説明をして、試しに背中をほぐさせてもらいます。

 母親は、硬い背中をして息を詰めていました。ほんのわずかな『体ほぐし』でも、母親の表情は和らぎ、やがては息子にも母親から体ほぐしをしてもらう段取りをつけました。

 翌日から効果は表れました。日に日に、いじめは無くなっていきました。一見落着ということで、終わりにしてもいいのですが、Sさんには次の段階のやるべき事をお話しました。このことについて感心のおありの方は、是非ボディートークへお越し下さい。