Body-Talk Topics(トピックス)

Body-Talk Topics バックナンバー

[2009年7月]

テーマ/「川柳を声に出して読んでみよう」_vol.13

 川柳は、芸術的な表現である俳句とは違って、日常的な言葉を用いてユーモラスな内容を表現しています。言葉は息の在り方から生まれますので、川柳の元になる息をつかんで声に出して読んでみましょう。

お年玉 中身はママで ふくろボク
 「お年玉」は素直に嬉しい息ですね。胸をふくらませて、手のひらに乗っているお年玉を見ながら、 「ウワァッ」と喜ぶ息で「お年玉」と言ってみてください。そしたらママがお年玉をヒョイと取り上げます。ボクは思わず「えっ?」と、トンビに油揚げを取られた時のような叫び声を上げます。その仕草と声で、「中身はママで」と表現します。するとママは空っぽの袋を返してくるので、ボクは口を尖らせてがっかりした息で、ゆっくりと「ふくろボク」とつぶやきます。これら3つの息を明解に切り換えて連続して読むと、川柳のおもしろさが、体にも、心にも、頭にも伝わってきます。

やせてやる コレたべてから やせてやる
 ダイエットを決心しました。「ウン よし、やるぞ」というイメージです。決意の息は、肩甲骨の周辺を固める、とボディートークでは考えています。コブシを作って両肩甲骨を引き締めて、「やせてやる」と叫んでください。それに対して「コレ食べてから」は、おいしいものを目の前にした熱い息です。手のひらにチョコレートを乗せたイメージで、おいしいそう、と言ってみます。その息で、「コレたべてから」と表現して下さい。そして再び、「やせてやる」と強い決意の息で、体ぐるみアッピールします。